SUPのパドルの長さについて

こんにちは、神奈川・逗子・葉山にあるSUPスクール、スイッチスタンスのRYUHOIです!!

今回はパドルの長さについて。

SUPはボードとパドルだけの乗り物ですのでパドルの長さはとっても重要!!

だけど自分に合った長さが分からないという方も多いのでは。

そんな方の参考になればと思います。

ただ、僕の主観がかなり入ってますので、

パドルの長さを変えるかどうかはご自分のご判断でお願いします。

昔は長かった

僕が初めてSUPをやったのは今から10数年前のこと。

その頃のパドルの長さといったら、

身長プラス30センチなんて言われていました。

今からしてみると信じられないくらい長いですが、

当時は疑問に思うこともなかったし、

周りの人たちも同じような長さで漕いでいました。

漕ぎ方も後ろで漕げなんて言われたっけ…

漕ぎ方についてはまた後日。

SUPボードの長さとパドルの長さの関係

ここでパドルの長さを語る前にボードについて。

SUPウェイブ用のボードの長さは、当初11フィート以上ありました。

おかげでサーフボードではおよそテイクオフも出来ないような

うねりにも乗ることが出来ました!

だけどその長さ故、波の中でボードをしっかりコントロールするのは難しく、

僕のレベルでは少し波のサイズが大きくなると

ボードが暴れてターンどころでは無かったのを覚えています。

そんな中でボードの進化はより速く、より深いターンを求めて進化していったのでしょう。

ボードの進化と乗り手のレベルアップという両輪がグルグルと回って、

ボードの長さはあっという間に10フィートを切るようになり、

9フィートを切り、8フィート、今や7フィートも当たり前となりました。

ボードのサイズダウンに伴って、当然ボリュームも浮力も少なくなっていきました。

ボードがそれまでよりも沈むようになったので、

相対的にパドルが長く感じられるようになり少しずつ短くなる流れに。

さらにボードが小さくなってきて、

バランスを取るためにはスタンスも変わり、腰を落とすように変化してきました。

そうするとさらにパドルが長く感じられ、パドルは短く。。。繰り返し。

現在のパドルの長さの主流

さてパドルの長さですが、

現在SUPサーフィンでは身長以下が主流となっています。

僕は身長マイナス3センチですが、さらに短い方も多いです。

先に述べたとおりボードサイズが小さい方ほど短い傾向にあります。

SUPのレースにおいても漕ぎ方は変わってきています。

より下半身を使うために、腰の位置が低いフォームに。

前傾姿勢が強まるため頭の位置も低くなります。

以前に比べ、こちらもパドルは短くというのが主流です。

選手によっては身長と同じ位の長さの方も。

ちなみに、僕は身長プラス12センチです。

2018年6月現在、レースはプラス8センチ、サーフィンはマイナス4センチの長さです。

2018年12月現在、レースはプラス5センチです。

2019年2月現在、周りのレースの選手のお話を伺っていると主流は10センチ前後のようです。これは、短くすることによって低い体勢を維持しなければならないため、
体への負荷が増え、長距離を漕ぐのが辛くなるためと考えられます。

自分に合った長さ

パドルの長さを語るのに身長やリーチが関係してくるのは言うまでもありません。

背が高い方はより長く、低い方は短くなります。

先述した最近の短いパドルの流れですが、

誰もが短いパドルが良いかというと、そうでもないと僕は思います。

パドルに体重を乗せることの出来ない初心者の方は

腰の位置の高い棒立ち漕ぎであることがほとんどです。

そんな方はまずある程度長いパドルで

体重を乗せられるように練習されることをオススメします。

SUP初心者の方がクルージングをする場合、

一つの目安として身長×1.1倍かそれ以上の長さが良いでしょう。

体重をパドルに乗せることが出来るようになるに従って、

徐々に長さを見直していって下さい。

自分に合ったパドルの長さを見つけて楽しくSUPしましょう♪

それでは、また☆

僕と一緒に漕ぎましょう!!

湘南・逗子 スイッチスタンスSUPスクール

https://switch-stance.com